静岡県にその未完成の工房はあります

渋谷、笹塚、横浜、逗子にも出品しています
「ヒッピーグラス」というものをメインで制作
日本で言うトンボ玉のような作品です

２年前にハセと原宿のCHI-CHI'Sに行ったときに初めて見つけました
なんというか魅了され、２人はすぐに買う事を決めました
まだ僕が横浜に越してきて、間もない頃の話でしょうか

不思議な縁のあるガラス玉です

次に買ったのは大事な人の誕生日プレゼントでした。
このとき、原宿に行ったんだけど
すでに原宿のCHI-CHI'Sは無くなっていました
困った困ったこの時は・・・
どうしても欲しかったヒッピーグラス

また探しました
どうやら、笹塚にCHI-CHI'Sがあることがわかり
次の週僕は一人で買いに行きました
道もよく迷う僕ですが
この日は何ともすんなり店を見つけました。

子供とお父さん（イカスバイクオヤジ）
が店の前で遊んでいたのを思いだします

中へ入ると優しいお母さん
初めてなのに、優しくなんでも話してくれる方でした
独特のオーラを持っていて優しく話す言葉
僕も何でも話していきました
子供とお母さんとみかんを食べながら
暗くなるまでしゃべって、あっ　目的は・・・
うん、ちゃんと買う事ができました
そしてちゃんとあげる事もできました
しかもここで、作ってる方の事を聞いたのです

静岡で夫婦で作ってるよ

名刺を見せてもらいました
携帯のカメラで記憶して。その日は帰りました

そして先週

僕があげたヒッピーグラスをもつ子から
静岡の工房に行こうと誘われました

なんとも長い物語になるものですね
一つのペンダントから始まり、静岡にまで行くとは

この静岡の道のりも長かった
東海道線で静岡まで２時間半
そこから歩いて名刺の住所まで行きました
探して　探して　聞いて　聞いて
ようやくその住所にたどり着いた

あれ　空き地になってる・・・

ウケました　なんでやねんとツッコミをいれたくなる
で
始めからすれば良かったのですが、名刺の番号に電話
（電話しないでたどり着きたかったんです・・・きました〜みたいな・・・）
「今　名刺の住所にいるんですけど・・空き地なんですよね〜」

『え〜〜〜〜まじで〜〜！？』って言われました
『じゃあここにきてください〜』って言われて向かおうとしたら
『迎えに行くから待っててください』と言われました

嫁さんが近くにいたので、旦那さんから連絡を受けて
迎えにきてくれました
（なんかテレビみたいな物語の続きかた〜うーーんすごい）

奥さんも良いかたで、楽しく話しながら工房に向かいました
どうやら１年前に引っ越ししたみたいで、名刺が古かった・・

工房到着

はじめに、作ってるとこを見せてもらって感激
スゴいんですよ〜ガラスをアッタメて膨らませたりひねったり色つけたり
ぱっぱと作ってましたが、こりゃすごい修行がいりますね

コーヒーブレイク（頂きました）

で、作品をイッパイ見せてもらい
何点か買いました（しかも安くしてくれた〜）
店はまだ作りかけで、今年の春完成予定！！
手が込んでるからなかなか進まないって
できたらまた見に行きたいと思います。
帰りも駅まで送っていただきました。
ありがとうございました。

本当に優しい夫婦でした
CHI-CHI'Sの家族も優しい　あったかい

ヒッピーグラスを通してこんなに優しい人たちと巡り会うなんて
このガラスには本当にいっぱい優しさが詰まっています
まだまだこの優しさの連鎖を広めて行きたいと思います。

世界に優しさを

[4回]